ぎょしゃ座|[ハンデを乗り越えた王様] 1等星カペラ・ギリシャ神話を紹介
1.ぎょしゃ座(英語:Auriga)の基本
ぎょしゃ座は将棋の駒のような5角形で、冬の夜空を彩る星座です。
ちなみに馭者(ぎょしゃ)とは、「馬を扱う人」と言う意味です。
一等星カペラをはじめ、M35~M38など多くの天体を楽しむことができます。
ぎょしゃ座のイプシロン星の伴星は、形状が多くの謎に包まれていると話題です。
計算結果と一致するには、平たい円盤状の星であるか、
太陽の400倍の直径をもつ半透明の球体である必要があるそうです!
そんな星、本当に存在するんですかね?
2.ぎょしゃ座の神話
ぎょしゃ座は、アテネの王様・エリクトニウスがモデルになっています。
エリクトニウスは、民衆にも慕われ愛された王様でした。
しかし、生まれつき足が悪く、一人で歩くことができませんでした。
アテネが戦争に参加する時は、他の兵士のように走ることはできませんでしたが、
自ら馬車を発明し、戦場を自由自在に駆け回って多くの戦功をあげました。
神はエリクトニウスの立派な武勇を讃えて、夜空の星座にしたと言われています。
ハンデを乗り越えて戦った王様の姿が、今でも夜空に輝いているのですね!
3.まとめ
いかがでしたか?
1等星カペラは冬のダイヤモンドも形成している、有名な星です。
勇気ある王の神話も覚えておくとよいでしょう!