黄道十二星座ってなに?意味と星座を徹底解説!
1.黄道十二星座(こうどうじゅうにせいざ)の意味とは?
黄道十二星座は、星座占いの12個の星座のことです。
おうし座、さそり座、みずがめ座などがありますね。
では、黄道十二星座とはどういう意味なのでしょうか。
まずは、「黄道」の意味から解説していきます!
黄道とは、天球上の太陽の通り道と言う意味です。
地球は、太陽の周りを一年かけて公転していますよね。
太陽は中心にあり動きませんが、地球から見た太陽の位置は相対的に動いていきます。
この地球から見える太陽の位置をつなぎ合わせ、
一年間の太陽の道筋を示したものが黄道です。
分かりづらいので、ここで具体例を考えてみましょう。
今、あなたはスモールライトで小さくなって、時計の長い針の先っぽに座っています。
ここが地球です。時計の針と共に、1時間かけて時計を一周します。
あなたはそこから時計の中心をみています。太陽にあたる部分です。
すると、どうでしょうか。
たとえばあなたが時計の3の文字のところに回ってきたとします。
そこから時計の中心を見ると、中心の向こう側には9の文字がありますね。
次に、時間が経ってあなたが6の文字の上に回ってきたとします。
すると時計の中心の向こう側には、さっきと違い12の文字がありますね。
このように、見かけの中心の方向は、時間と共に変わっていくのです。
そして、
時計の中心方向が、9の方向→12の方向→〇〇の方向→、、と変わっていくように、
太陽の方向も、しし座の方向→おとめ座の方向→〇〇座の方向、と変わっていきます。
この太陽の見かけ上の通り道を黄道と呼ぶのですね。
黄道十二星座がどんなものか理解できたでしょうか?
2.黄道十二星座の紹介
ここからは、黄道十二星座を12個ご紹介していきます。
星座占いで使われる誕生日も記しておきました。
ぜひご自分の星座を探してみてくださいね!
1.おうし座(4/20~5/20)
おうし座は、冬の夜空を彩る星座です。
プレアデス星団が見られることで有名ですね!
2.ふたご座(5/21~6/21)
ふたご座は性質の全く違う双子星ポルックス・カストルの星座でした。
ギリシャ神話は美しい兄弟愛に溢れているんですよ。
3.かに座(6/22~7/22)
かに座は春を代表する星座です。
プレセペ星団(M44)は肉眼でも淡い光の集まりとして確認できます。
4.しし座(8/23~9/22)
しし座も春を代表する星座です。
「ロイヤル・スター」こと、1等星レグルスをはじめいくつかの有名な星があります。
神話もヘルクレスの冒険の中で非常に有名なお話です。
5.おとめ座(8/23~9/22)
おとめ座は1等星スピカがある星です。
大量の銀河が散らばった「おとめ座銀河団」が見られることでも有名です。
意外と知られていない神話も是非知っておきたいところです。
6.てんびん座(9/23~10/23)
てんびん座は全天で唯一、緑色に輝く星があります。
天秤は正義の女神アストレアの天秤で、正義と愛に溢れた神話は必見です。
7.さそり座(10/24~11/22)
さそり座は夏の夜空を彩る代表的な星座です。
天の川銀河の中心があり、美しい天体に溢れています。
天体観測にはもってこいの星座ですね!
8.いて座(11/23~12/21)
いて座も夏の南の夜空を彩る代表的な星座です。
南斗六星や三大星雲が見られることで有名です。
いて座も天体観測にとても適した星座と言えるでしょう。
9.やぎ座(12/22~1/19)
山羊座は、頭がヤギで尻尾がサカナの星座です。
「パニック」の語源となった神話は有名なので知っておきたいところです。
10.みずがめ座(1/20~2/18)
みずがめ座は秋の夜空の代表的な星座です。
らせん星雲や土星状星雲などの美しい星雲が魅力です。
11.うお座(2/19~3/20)
うお座は秋の四辺形の南にみられる星座です。
特異銀河や超巨大銀河があります。
12.おひつじ座(3/21~4/19)
神話では金色の毛を持つ、空飛ぶ羊とされているんですよ!
3.まとめ
いかがでしたか?
黄道十二星座がどういったものなのか、理解できたでしょうか?
是非ご自分の星座の記事を読んでみてくださいね!