うお座|[溢れる親子愛]愛の女神アフロディテとエロス・神話を解説
1.うお座(英語:Pisces)の基本
魚座は秋の夜空を彩る星座です。
黄道十二星座のひとつで、星座占いでもおなじみですね。
2/19~3/20生まれの方が、魚座にあてはまります。
一番明るい星でも3等星なので、水瓶座と同じく目立ちにくい星座です。
秋の大四辺形で有名なペガスス座のちょうど南に位置しています。
2.魚座の天体たち
うお座にある、面白い銀河をいくつかご紹介します。
1.特異銀河!NGC520
NGC520は、2つの渦巻銀河が衝突して合体している銀河です。
形が歪んでいることがその衝突の大きさを表していますね。
この不思議な形から「特異銀河」と呼ばれています。
2.綺麗な渦巻きが特徴!NGC488
NGC488はまるでナルトのような、真正面から見える渦巻銀河です。
直径は17万光年もあり、かなり巨大な銀河だと言えます。
3.うお座の神話
実は、やぎ座のギリシャ神話とストーリーが同じなのです。
神々が集まって、ナイル川で楽しい宴をしていた時の話です。
突然、怪物テュポンが襲撃をしてきました。
神々はあらゆる動物に変身して逃げていきました。
この時の牧神パンがやぎ座のモデルになったのでしたね。
やぎ座の記事はこちらをご覧ください!
愛の女神アフロディテとその息子エロスも、魚に変身してナイル川に逃げました。
その際にお互いが離れてしまわないように、互いのしっぽを結びあわせたのです。
この時のしっぽが結ばれた2匹の魚の姿が、うお座のモデルになりました。
うお座には美しい親子愛が隠れていたのですね!
ちなみにバビロニアの神話では、2匹の魚とそこから伸びる紐は、
チグリス川とユーフラテス川を表していると言われています。
この二つの川は、人類最古の文明メソポタミア文明を支えた重要な川です。
是非覚えておきましょう!
4.まとめ
いかがでしたか?
うお座にはいくつかの特徴的な銀河がありましたね。
魚座とやぎ座の神話はストーリーが同じでした。
ぜひやぎ座の記事も読んでみてください!